骨盤帯の痛み/女性特有の痛み

Pain in Pelvic girdl/Female-specific pain

疾患一覧

  • 骨盤帯の痛み

    腰からお尻の痛み

    多くの機能を果たす骨盤は、普段の姿勢や立ち方や座り方の癖、妊娠出産、ホルモンバランスなどの影響を受けやすく、その結果取り囲む筋肉のアンバランスや仙腸関節や恥骨結合の不安定性を生じ、日常生活での不快感や痛み、姿勢が保てない、尿漏れ、あるいは体型の崩れなど様々なトラブルにつながっていきます。年齢、妊娠や出産経験の有無に関わらず、女性の腰からお尻の痛みで生じているのが実はこの骨盤帯のトラブルであることが多いのです。

    骨盤帯のイラスト
  • 産後の痛み

    腰椎・仙腸関節・恥骨部に痛み

    負荷に耐える筋力が不十分な場合や骨格に歪み(左右差)がある状態では腰椎・仙腸関節・恥骨部に痛みを生じることがあります。
    分娩時に骨盤底筋群を損傷し、産後に腰痛や尿漏れを生じるケースもあります。妊娠中に腹直筋が裂けてしまう『腹直筋離開』も実は多くの産婦に見られます。

  • 腹直筋離開

    腰痛、骨盤の痛み

    妊娠時に赤ちゃんが大きくなるにつれ、前方にある腹直筋が大きく引き伸ばされて、中央の白線という組織が伸びて、左右の腹直筋が離開してしまう場合があります。
    腹直筋離開は妊娠35週では100%生じ、産後6ヶ月では35-39%に残存すると言われています。但し腹直筋離開の大きさも程度も人によって様々で、身体機能にさほど悪影響を及ぼさないケースもあれば、お腹がポッコリとして見た目が悪いだけでなく、腰痛、骨盤の痛み、尿漏れなどのトラブルにつながるケースもあります。

    腹直筋周囲のイラスト

主な症状

  • 骨盤帯をおさえる女性

    骨盤帯の痛み

    骨盤は、姿勢や妊娠出産やホルモンバランスなどの影響を受けやすく、腰からお尻の痛みや様々なトラブルに繋がっていきます。

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  • 腰を痛がる女性

    産後の痛み

    妊娠中に女性の腰椎・骨盤の関節は可動性が大きく、産後も筋力が不十分な場合や骨格に歪みがあると痛みを生じることがあります。

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  • お腹と腰をおさえる妊娠中の女性

    腰や骨盤の痛み(腹直筋離開)

    妊娠時に赤ちゃんが大きくなるにつれ、左右の腹直筋が離開してしまう場合があります。

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治療方法

標準的な治療をご希望の方向け
保険適用外

  • 理学療法士が行う
    リハビリテーション

    当クリニックでは産後の腰痛や骨盤帯の痛みのある方には腹直筋離開の有無を超音波検査で確認し、専門スタッフが腹直筋離開の程度や体力、年齢に応じた、エビデンスに基づいた適切な運動療法を指導致します。
    ※腹直筋離開に対する理学療法は保険適応がないため保険適用外となります。

    リハビリをしている様子

先進医療での治療をご希望の方向け
保険適用外

  • ポストナタル(産後)メニュー

    産後の腰痛、骨盤の痛み、尿漏れなどのトラブルは妊娠に伴う腹直筋離開や、出産時の骨盤底筋損傷が原因になります。医学的に損傷の程度と機能をチェック。産後なかなか自分の時間が取れないママ達へ、個々に合わせたエクササイズとリラクシングメニューを提供。

    産後の女性を診察する医師