足部や下肢の痛み
足は、立つ・歩く・走る・ジャンプし着地した衝撃を吸収する役割を担っています。仕事やスポーツでの使い過ぎによるケガ(筋肉・靭帯・骨の損傷)、あるいは踵の高いハイヒールを履いたり加齢による筋力低下が原因となって関節が変形します。それに伴い腱や関節の炎症、末梢神経の圧迫が原因で痛みを生じます。下腿部は、使い過ぎやケガの場合、血管の炎症や血行不良または腰部での脊髄や脊椎神経の圧迫が原因で痛みが生じます。
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足首の痛み
足首の関節が痛い、腫れている・・・。足首は立つ、歩行にとって最も重要な体の土台とも言える部位です。また、スポーツする方にとっては、常にケガや故障と隣り合わせの場所と言えるでしょう。
『足首の痛み』主な診察例
足首が痛む原因は、外傷によるもの、偏平足やハイアーチ、外反母趾、アキレス腱炎、足底筋膜炎など体の使い方により徐々に生じるものなど様々です。症状が出ている場所に負担が集中しないようにしながら、根本的な原因を探って治療してゆきます。また、歩き方や姿勢の矯正も効果がありますので、指導させていただくこともあります。
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下肢の痛み
すねやふくらはぎの痛みの原因は、外傷による炎症、運動による筋肉痛の他に、下肢の深い部分での血流が滞り生じている場合や、脊椎や腰痛が原因で下肢の神経が圧迫されている場合があります。
『下肢の痛み』主な診察例
レントゲン検査などの画像検査の他、問診や触診の結果と合わせて総合的に判断いたします。
ご自宅で気をつけてほしいこと
定期的に運動し体調を整え、体重の管理も行いましょう。局所の痛みばかりにとらわれず、歩行や姿勢といった体の使い方も大切です。また、ストレッチやエクササイズ機器は、ゆっくりと血液を還流させる働きがあるため血行の滞っている方にはおすすめです。