首の痛み・肩こり

Neck pain・Stiff shoulder

首の痛み・肩こり

体にある関節のうち、唯一、肩の関節が骨がぶら下がる構造をしており、その周りの筋肉には腕の重みで常に負担がかかっています。首の筋肉は、起きている間は常に5~6kg程の重さのある頭を支えています。腕を動かすときには首や肩の筋肉を同時に使うので、とても疲労が溜まりやすく凝り固まりやすいのです。

頸部のストレッチ

  • 肩こり、首の痛み

    首の筋肉は起きている間は常に使われています。成人の頭は体格によらずほぼ5~6kg、ボーリングのボールと同じくらいの重さです。そんな重さを常に支えている首の中には大切な血管や神経が入っています。また腕を動かすときには首や肩の筋肉を同時に使いますので、首から肩にかけての筋肉はとても疲労が溜まりやすく凝り固まりやすいのです。

    『肩こり、首の痛み』主な診察例

    問診、触診、レントゲン検査などの結果と併せて総合的に判断します。頸椎症、頸椎椎間板ヘルニアなどの頸椎の疾患のほかに、ストレートネックなどのこれから頸椎の疾患に移行する状態が隠れていることがあります。適切な運動療法や日常生活動作の改善で痛みを予防することが可能な場合が多くあります。

    首・肩のイラスト
  • 肩の痛み、肩こり

    人間は二足歩行をするために、もともと首や腰に負担がかかりやすい体をしています。首から肩にかけての筋肉が姿勢を保つために緊張し、血行が悪くなり、重く感じるのが肩こりの原因といわれています。

    『肩の痛み、肩こり』主な診察例

    肩こりが強い、手にしびれがある、などの症状がある場合は首の骨に異常がないかを調べます。また多くの肩の痛みは肩甲骨の位置の異常や動きの悪さから起こることがあります。姿勢の状態や頸椎症や五十肩などの有無を含め原因を見極めた治療を受けることが可能です。

  • ご自身でできること、気をつけてほしいこと

    蒸しタオルなどを患部にあてて温めてみてください。ゆっくりと入浴して体全体を温め、リラックスして疲れをとることも大切です。温めることで筋肉の血行が促進され、血流がよくなり、肩こりの軽減が期待できます。
    また、冷え性は血行が悪くなり、肩こりにつながる可能性があります。夏の冷房対策、栄養バランスのとれた食生活を心がけ、冷え性を改善するのも重要なポイントです。